「終活」

年代別エンディングノート

20代=スタンディングノート

社会に出始める年齢であり、まだまだ終活は他人事のように聞こえます。
しかしこの先の人生、何が起こるか分かりません。
100年時代と言われる、現代において、大切なのは、将来を見据えて行動することだと言えるでしょう。
これから訪れる多くの人生イベントにおいていくら必要で、そのくらい貯蓄しておくべきなのかをきちんと計画し、行動することで、いざとなったときに過去の自分に感謝することが出来ます。
収入や支出にしっかりと向き合うことで、自分に適切なお金の向き合い方や考え方が分かってきます。
自分の漠然とした将来に対する不安を除くためにもスタンディングノートは役立ちます。

30代=キャリア計画ノート

家庭を持ち、家族構成がはっきりとしてくる30代は、キャリア計画ノートを書くのに適した年代です。
教育や、住宅、老後といった三大資金も具体的に想定しやすくなります。
これから築く家庭の歴史を刻むことで、大切なノートとなるでしょう。

40代=生活設計ノート

社会でも家庭でも、大きな責任を背負う世代です。
子育てや職場で重役を担い忙しいからといって、生活設計を怠ってはいけません。
40代をどのように過ごすかによって、人生の後半をどうするべきなのかが見やすくなります。

50代=セカンドステージ準備ノート

人生の先輩ともいえる上司が定年退職することで、いよいよ自分の老後を意識し始めるようになります。
自分の在り方、家族の在り方について想定できることは、整理し、今すぐ行動できることはここから始めましょう。
「第二の人生」の準備です。

60代=人生の二次会ノート

退職後は、環境や生活状況が大きく変わります。
年金等を含めた収支の見直しをしましょう。
そして、それに見合った生活をするよう心掛けてください。
そのうえで、自分の人生を楽しむことも大きな役割です。
ノートには、自分の「したいことリスト」を作成すると良いでしょう。

70代=自分史ノート

この年代になると、死後自分の周りの人にどのようにしてほしいか、家族に伝えたいことを考えるようになります。
悔いが残ることのないように、思いついたらなんでも文字に残すようにしましょう。

基本的に、エンディングノートという名のノートを書き始めるのは、自分の人生の節目です。
しかし、思い立った時や気になった時などがあれば、それが「書く」時のサインなのです。
このサインに敏感に気づいてあげましょう。

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