「司会」

正しい姿勢で声を出す

意識して声を出していますか?

声はあなたの体が発した空気の波としてだけではなく、その人の誠意や本気、自信など、相手に対する姿勢やエネルギーをダイレクトに届けるものです。
正しい姿勢や発声を学び、トレーニングすることで「声」や「伝え方」は驚くほどに改善されます。
正しい姿勢で、意識して声を出しましょう。

正しい姿勢で立つ

両足を揃えて立ち、両足を骨盤から肩幅くらいに開きます。
人間が一番安定して立っていられるのは、骨盤から肩幅の間で開いた状態で、個人差があります。
自分が一番安定する幅を見つけて、できるだけ長い間、ラクに立っていられる幅を自分で調整しましょう。

壁を背にして立つと

壁を背にして立つと身体のどこが壁に触れていますか?
後頭部、肩甲骨、おしり、かかとの4か所が触れているのが、良い姿勢です。
背骨がしっかり伸びると、腹式呼吸トレーニングで、横隔膜の機能が十分に使えるようになります。
また、頚椎がまっすぐなるように、首筋を伸ばし、首が前後左右に傾かないようにしましょう。

視線はやや上向きに

前述の姿勢を保ち、正面を向いたまま視線だけをやや上に向けていきましょう。
そうすることで、声は放物線を描くように相手に届きやすくなります。
あごを上げすぎると、喉が開きにくくなり、あごを下げすぎると、口が開けにくくなります。
両腕は、身体に自然に沿わすように垂らします。
体重はかかとだけではなく、やや前にかけましょう。
足の親指に体重をかけると、上半身の力が抜けます。
また、膝はクッションの役目をするため、突っ張らせず、ゆったり立ちましょう。

 

 

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