お葬式の会場は、自宅・地域の集会場・ホテルなど様々です。
故人様や宗教、都合などを加味して選びましょう。
葬式場選びのポイント
・故人の生前の意思を尊重する
・会葬者の予想される人数に合わせた広さかどうか
・宗教に合わせた儀礼が可能かどうか
・経済状況に合うかどうか
斎場は設備が充実
少し前の時代は、自宅で通夜から葬儀・告別式まで行うのが一般的でした。
しかし、最近は住宅事情の変化とともに、寺院や教会など宗教に合わせた場所や斎場・公民館・ホテルなど様々な場所で行われるようになりました。
特に、斎場での葬式は、増加傾向にあります。
それは、専門会場ならではの、設備が整い、きめ細かいサービスが受けられるからでしょう。
宗教に合わせて選ぶ
信仰がある時は、必ず宗教儀礼が行える場所を選びましょう。
神式の場合は、神社では行えないので、自宅か斎場になります。
キリスト教は、教会で行うのが一般的です。
故人の遺志を尊重しつつ、会葬者の都合も考慮しましょう。
宗教儀礼のできる場所
・仏式の場合
寺院(菩提寺)葬式後の法要や納骨がスムーズ
※斎場ではないので費用がかさんでしまいます。
・神式の場合
自宅か斎場:神官を招く。
神式のため様々な準備が必要です。
・キリスト教式の場合
教会:危篤の時に連絡し、それ以降のすべての儀式を神父に任せます。
予算重視の場合
・公営の斎場
手伝いの依頼や宿泊施設の有無、設備の種類の確認が必要です。
民営は少し費用がかかりますが、サービスが充実していることが多いようです。
・地域の公民館
無料、または安価で利用ができます。
ただし、手伝いなどの手配が必要です。
質・サービス重視の場合
・民営・チェーン展開の斎場
設備が充実していて、宿泊施設がある場所も多いようです。
・ホテル
交通の便、料理、サービスの質、宿泊、駐車場などが整っています。
ただし線香がたけないことが多いので、宗教によっては合わない場合があります。
大切なことは故人・ご遺族が安心して納得のいくお葬式が行えるかどうかということです。
できるだけ、亡くなってから慌てて決めることにならないことが望ましいでしょう。
事前にお葬式に関する知識を付けて、余裕をもって葬式場を選びましょう。