遺影のやってはいけない!?NG5

遺影とは、祭壇などに飾られている、故人の写真のことです。
遺影は、故人を偲ぶため葬儀に使用されたり、仏壇に飾られたりすることが多いです。
このような遺影は、故人様の最後にふさわしい写真を選んで気持ちよく送り出せるものを選ぶことが重要です。
そこで、今回はやらない方がいい写真選びと適切な写真選びをお伝えします。

1、本人にピントが合っていない

遺影は、祭壇サイズは四つ切25.4cm×30.4cm、仏壇に飾られる写真はL判8.9cm×12.7cmです。
なので、ピントが合っていない画像は、拡大すると祭壇に飾った際に誰が写っているのか分かりにくくあまり良い印象を与えません。
ですから、遺影を選ぶ際は、顔がぼやけていないかを確認し、故人様の顔がしっかりと分かるものを選びましょう。

2、現像した画像があまりにも小さすぎる

遺影を運転免許書の画像や証明写真のように、背景よりも顔の面積が多いものを選ぶようにしましょう。
あまりにも画像に対して顔が小さすぎると祭壇に画像を載せる場合に1と同様に画質が荒くなってしまい、故人様の印象が伝わらない遺影となってしまいます。

3、カメラ目線ではない

葬儀では、祭壇の遺影を見てお別れをするのが一般的です。
参列者や家族が最後に目線を合わせて気持ちよく送り出せる画像を選びましょう。

4、遺影を1人で選ぶ

1人で遺影を撮影するのは、あまりよくありません。なぜなら、故人様本人が思う自分の印象と遺族が思う印象は異なる場合があります。
そのため、本人の意思だけで遺影は決めるのではなく、遺族や親しい人に一度写真を見せ、意見を聞くことも大切です。
なるべくその人柄が分かるような写真を選ぶようにしましょう。

5、極端に若すぎる

写真はなるべく亡くなる前1年から5年の間の写真を選ぶようにしましょう。
若すぎると参列者の中に違和感を持つ方もいらっしゃる場合があります。
ですから、親近感を持って送り出してもらうためにも、最近の一番故人様の印象が現れる写真を選びましょう。
若い頃の写真を飾りたい場合はメモリアルコーナーを作成し、そちらに飾ることも可能ですので、希望する場合は生前に遺族と話しておくことも良いかもしれません。

遺影を選ぶためにやってはいけないこと5選でした。
以上のことを踏まえ、故人様の最後にふさわしい葬儀にするため、写真選びも慎重に行うようにしましょう。

 

 

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