「終活」はいつから始める?
いつ頃から終活を始めるかについては、決まったタイミングは特にありません。
しかし、お元気なうちに始めたほうが良いでしょう。
万が一、病気になって体が動かなくなってしまったり、判断力が低下してしまってからでは、終活を行なうのも難しくなってしまいます。
体力や気力がなければできないことが多いので、始めるのが早ければ早いほど、時間的な余裕が生まれるでしょう。
特別な人生の節目でなくても構わないので、思い立った時に、気軽な気持ちで始めても良いと思います。
「終活」何から始める?
終活で行うことの代表として「身のまわりの整理」があります。
特に、遺品整理は、残された家族にとって、大変な労力が必要になります。
生前から、不要なものについてはできるだけ処分し、残すものについても、形見分けをする相手や貴重品の売却先など、処分の方法を考え、家族に伝えたり、エンディングノートに記しておきましょう。
「終活」の3つの要素
終活で考えることとして3つの要素があります。
- 人生
- エンディング
- 残すもの
まず、1つめとして「人生」
過去を振り返り、今を見つめ、未来を考えることです。
次に、2つめとして「エンディング」
延命治療を受け入れるかどうかや葬儀・お墓についての希望をまとめ、その準備などを考えることです。
最後に、3つめとして「残すもの」
身辺整理をし、財産については、何が、どこに、どれだけあるのかリストアップし、相続でのトラブルが起こらないように考えることです。
次からは、具体的に「終活」についてお知らせしていきます。